みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)で、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2010」が開催されている。
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」は、米国アカデミー賞公認の日本発・アジア最大級の国際短編映画祭で、ショートフィルムを通した若手映像作家の育成を目指している。昨年の観客動員数は約13,000人。
12回目を迎える今年は、世界60カ国から寄せられた約4,000の作品から映画祭と審査員が選定したショートフィルム約100本を上映する。
16日は、横浜限定プログラムとして、韓国ミュージックビデオ界の巨匠、チャン・ジェヒョク監督の韓国ミュージッククリップ特集「KMCプログラム」を上映。俳優パク・ヨンハが、韓国の人気歌手パク・ヒョシン最新曲のミュージックビデオに出演した話題作「愛した後に/パク・ヒョシン」(2009年)など、日本初公開作品5本を紹介する。
最終日20日は、「アカデミープログラム」として、2009 年度アカデミー賞受賞作品の「アブラカタブラ」(スウェーデン)、「カヴィ」(インド/アメリカ)、「ミラクル・フィッシュ」(オーストラリア)、「新しい隣人」(デンマーク/アメリカ)の4 作品を公開。
会期中は同シアターカフェウランジで、韓国ビールをはじめ、「韓国ビューティーちぢみ」、ニュージーランドのキャラメルアイス「ホーキーポーキー」などの特別限定メニューを提供する。
同シアター広報担当の高橋秀幸さんは「最終日の『NEO-1』(日本人監督奨励プログラム)では、今年のカンヌ映画祭でパルムドールを受賞したアピチャッポン・ウィーラセータクン監督の作品も上映します」と話す。
開館時間は10時~22時。火曜休館。詳細はブリリア ショートショート シアター公式WEBサイトより。国際短編映画祭の上映は6月20日まで。