横浜マリンタワー(横浜市中区山下町15)は6月29日、マリンタワーをデザインした「マリンタワーオブジェ ゴールド」を限定発売する。
今回発売する商品「マリンタワーオブジェ ゴールド」は、高さ16センチメートルのゴールドカラー、すず製(24Kメッキ)。価格は8,400円。
横浜マリンタワーが来年1月15日に開業50周年を迎えることを記念し、50周年のカウントダウン200日前にあたる6月29日に、50本限定で発売開始する。
商品を開発したNDC graphicsの田中あづささんは「マリンタワーは、50年たって今や横浜のオブジェのような存在です。横浜の風景の一部となっているこのタワーを、去年リニューアルしたとき持って帰れるサイズの本物のオブジェにしたところ、大人気に。今回、50周年を記念して限定ゴールド版にしました。50年の歴史の輝きを、感じてもらえれば嬉しいです」と話す。
横浜マリンタワーの全長は106メートル、展望階の高さは91メートル、総重量は12,000トン。敷地面積は約3,600平方メートルで、延床面積約 4,400平方メートル(低層部4階、展望台2階)。
展望フロア入場料は大人750円、中学・高校生500円、小学生250円、幼児(3歳以上)200円。
マリンタワーは、1961年の横浜開港100周年記念事業として、市民の「横浜らしいモニュメント」を作ろうという発意により建設され、横浜のシンボルとして親しまれてきたが、入場者数の減少などを理由に2006年12月に営業を終了。その後、横浜開港150周年記念事業の一環として市が取得し、横浜市と民間の予算をあわせ総事業費約39億円をかけて改修した。運営会社はリスト(中区尾上町4)、ゼットン(名古屋市中区)、TKスクエア(東京都渋谷区)、横浜エフエム放送(西区みなとみらい2)の4社。昨年5月23日に改修工事を終えリニューアルオープンした。