ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で7月2日、アートで地域の活性化を目指す「アートとコミュニティ連続講座2010」がスタートする。
同講座は、横浜市における「文化芸術創造都市/クリエイティブシティ・ヨコハマ」の取り組みと連携し、実践的な担い手育成に取り組む北仲スクールが主催するプログラム。北仲スクールとNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターの協働プログラムで、創造界隈形成プロジェクトの一環として、都市デザイン系のワークショップ科目として開講する。
講座では、アートを地域の活性化にいかす事例がふえつつある現状と課題を踏まえ、「アートとコミュニティ」をテーマに、まちづくりとの関係について考えていく。
受講対象者は、北仲スクール受講生(一般、学生)、大学生及び学生(専門学生など)、横浜トリエンナーレサポーター。一般参加は事前予約のみ受講可。
開催は7月の毎週金曜日(2日・9日・16日・23日・30日)、全5回。開催時間は18時~20時。受講料無料。
第1回目のテーマは、「イントロダクション 創造都市の取り組みと黄金町の再生」。黄金町の地元協議会と協働運営する、安全・安心まちづくりの拠点「Kogane-X Lab.(コガネックスラボ)」の開設(2007年6月)に中心的に携わり、地区活性化を目指す取り組みをゼミ生とともに行っている横浜市立大学国際総合科学部の鈴木伸治准教授が講師を務める。
開講にあたり鈴木さんは「アートとコミュニティの関係、そして、まちづくりとの関係について考える連続講座です。9月には韓国の関係者を招いての交流プログラムを予定しています。興味を持たれている方にご参加いただければと考えております」と話す。
会場はヨコハマ創造都市センター3階スペース(第2回目は北仲スクールで開催)。問い合わせは北仲スクール(横浜文化創造都市スクール)事務局(TEL 045-263-9075)まで。