ヨコハマ創造都市センター(横浜市中区本町6)で7月9日、旅人による講演会を中心にしたイベント「第12回 バドリンクス」が開催される。
同イベントは、NGO・NPOへの募金のポータルサイト「イーココロ!」の運営や映画配給を通じて世界の問題解決に取り組むユナイテッドピープル(中区山下町 74)による旅のプロジェクト「BADO!」(Borderless Action and Documentary)の一環。
バドリンクスは旅人が集うイベントで、今回はユナイテッドピープル8周年を記念して、ゲストスピーカーに植林活動を続ける生命のメッセンジャー・中渓宏一さんを迎え、トークショー「地球を歩き木を植える」を行う。
中渓さんは、大手商社勤務などを経て2000年9月、世界放浪の旅に出る。2003年、南アフリカで地球を歩いて木を植える「アースウォーカー」(イギリス人のポール・コールマンさん)に出会い、その後1年間ジンバブエ、ザンビアを共に歩き、木を植える。2004年から主に小学校で子供たちと一緒に植林活動を行い、これまで日本全国約8,000キロを歩き、2,000本を植林。著書に「地球を歩く 木を植える」(エイ出版社)がある。
当日は、「2010年 BADO!世界一周バドラー奨学生」に選ばれ、今年の夏から世界一周に旅立つ「ちゅんたり」こと藤沢実果さんもスペシャルゲストとして登場し、夢を語る。
同イベントを、インターネットのコミュニケーション・サービス「twitter(ツイッター)」を利用し、つぶやきの転載「RT(リツイート)」などで告知した人には、参加費の500円サービスが適用される。
ユナイテッドピープル代表の関根健次さんは「中渓さんの師匠、ポール・コールマンは20世紀に戦争で亡くなった1億人のために、世界中で1億本の木を植えることを目標に植林活動を行っています。中渓さんも日本国内外で植林活動を行い、命の大切さや環境保全の大切さを訴える活動を続けています。8周年を記念して、今回は世界中の人たちの夢を叶えるための世界一周に旅立つ若者のトークや来場者プレゼント企画もあります。旅に興味のある人や環境問題に興味のある人にオススメのイベントです」と話す。
会場はヨコハマ創造都市センター3階スペース。開催時間は19時~21時30分(18時40分開場)。参加費は社会人2,000円、学生1,500円(ワンドリンク、スナック付き)。定員100人。申し込み・詳細は「Tweetvite:第12回バドリンクス!」のホームページから。
「BADO!」は、世界を旅する若者が旅先での出来事や感じたことを、動画を用いてリアルタイムに世界に伝え、旅を通して成長し、若者が世界を変える「チェンジメーカー」になることを応援する旅の大学プロジェクト。