神奈川中小企業センタービル(横浜市中区尾上町5)13階特別会議室Bで7月23日、横浜市地球温暖化対策事業本部「ヨコハマ・エコ・スクール(YES)」認定の講座「第1回太陽光発電がもたらすグリーンビジネス有料セミナー」が開催される。
主催はTKグリーンプランニングで、講師は同社の岸村俊二さん。岸村さんは日本初の太陽光発電専門の工業デザイナーで、約20年に渡って太陽光発電システムの企画・開発に携わってきた。開発事例として、ソーラーLED街路灯、ソーラーEV(電気自動車)ステーションなどがある。
講座開催の背景には、2010年1月より横浜市が内閣府認定の環境モデル都市の基幹プロジェクトの一環としてスタートさせた横浜グリーンバレー構想がある。具体的には、太陽光などの再生可能エネルギーや電気自動車のカーシェアリングの導入などの取り組みを通して、低酸素型のモデル地域の形成を目指すというもの。
この講座は、今後需要が高まることが予想される太陽光発電のビジネスに精通した人材を育成することを目的としている。当日は、環境保全とビジネスの両立を目指したビジネスモデルの構築について、豊富な国内外の事例と最新の情報を交えて解説。具体的に、どのようにすれば太陽光発電を事業化できるか、今後参入するにはどのような戦略が必要かなど、太陽光エネルギーをビジネスとして成功させ利益を上げるためのヒントを多く提供する。
開催時間は14時~16時30分(13時45分開場)。定員30人。対象は環境ビジネスや自然エネルギーに関心のある社会人。参加費は29,500円。