吉田町に洋食店「ファリーナ」-本格ナポリピッツァとブイヤベース

「Farina特製 鮮魚のブイヤベース」

「Farina特製 鮮魚のブイヤベース」

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 中区吉田町の斎藤ビル地下1階に7月5日、レストラン「Pizzeria Osteria Farina(ピッツァリア オステリア ファリーナ)」(横浜市中区吉田町10)がオープンした。

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 同店は、ナポリピッツァとブイヤベース、野菜メニューを提供する洋食レストラン。店内は馬車道の街頭小径をイメージしたレイアウトで、ラズベリー色の壁や高めの天井からこぼれる淡い照明、シンプルなインテリアが落ち着いた空間を演出している。店舗面積は約30坪。席数は28席 (カウンター8席、テーブル20席)。

 横浜で生まれ育ったという店長の小山高央さんは「お料理はもちろんですが、ライブ感のあるスタッフを含めた全体の雰囲気を楽しんでほしい。エントランスからは薪釜の前でスタッフが生地を形成する様子などがご覧いただけます」と話す。

 メニューは冷前菜、温前菜、パスタ、ピッツァ、メインディッシュ(魚、肉)、デザートをそろえ、同店のおすすめは、栃木県で収穫した約18種類の野菜を使った「バーニャカウダ こだわりの新鮮野菜 ソレント産オリーブオイルのソース」(1,600円)、「和牛のハチノスのトマト煮込み 薪窯で焼き上げて」(1,300円)。野菜メニューは収穫状況による。

 そのほか、「スパゲッティ カチョ エ ペペ トスカーナ産ペコリーノチーズ、黒胡椒のソース」(1,400円)、「ピッツァ マルゲリータ トマトソース、フレッシュバジル、モッツァレラ」(1,200円)、「ピッツァ ジェノベーゼ クリームソース、バジルソース、モッツァレラ、プチトマト」(1,600円)、「Farina特製 鮮魚のブイヤベース」(2人前2,900円)。ブイヤベースを注文すると、残ったスープを利用した特製リゾットを味わうことができる(別途1,000円)。

 同店ワインリストの半分以上を占めるのはロゼワインで、「『ロゼワインのおいしさ』と『エスプレッソ文化』を横浜に広めてゆきたい」とソムリエの資格をもつ小山さんは語る。

 ランチは平日限定で「ピッツァランチ」(1,100円)と「パスタランチ」(1,000円)を提供。ピッツァランチの内容は、5種類の前菜盛り合わせ、ピッツァ(3種類から選択。マルゲリータ、マリナーラ、ガンベリ)、カフェ。パスタランチには、5種類の前菜盛り合わせ、パスタ(3種類から選択。スパゲッティ 豚バラ肉と白隠元豆のトマトソース、スパゲッティ ズッキーニとアンチョビ、ペンネ 小柱とトレビスのクリームソース)、カフェがつく。

 ドリンクはワインをはじめ、ほんのりフルーティな味わいの生ビール「白穂乃香(しろほのか)」(700円)、信州の「しぼったままの葡萄じゅうす(白、赤)」(グラス600円、ボトル1,800円)、エスプレッソ(400円)など。

 小山さんは「まずはナポリピッツァとブイヤベースを召し上がってみてください。食べていただければ『おいしいものをシンプルに召し上がっていただきたい』という、私たちの思いが必ず伝わると信じてお料理を作っています。そして、お料理にはイタリアのロゼワインをどうぞ。『野菜が』『ピッツァが』『ブイヤベースが』食べたくなったときに足を運んでいただける、ここでしか食べられないお料理をご提供しますので、ぜひ一度食べにいらして下さい」と話す。

 営業時間はランチ=11時50分~14時、ディナー=17時30分~22時。日曜・祝日定休。

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