
パシフィコ横浜の展示ホール(横浜市西区みなとみらい1)で8月5日、ワイズメンズクラブ横浜国際大会IPIPナイト「日本の夏まつり」が開催され、「BON-DANCE横浜市歌 よこはまアラメヤ音頭」が披露された。
ワイズメンズ国際協会(スイス・ジュネーブ)は、青少年育成団体のYMCAをサポートすることを目的に、1922年にアメリカで創立された国際奉仕クラブ。2年に1度世界中のワイズメンが一堂に会し、相互啓発と国際交流が行われる。今回のワイズメンズクラブ横浜国際大会は、1988年の京都大会以来22年ぶりの日本開催となり、テーマは「『いのち』未来への継承-私たちの地球のために-」。8月8日まで開催されている。
よこはまアラメヤ音頭は1909年の開港50周年式典で披露され、以来横浜市民に歌い継がれてきた「横浜市歌」を、盆踊りのために「音頭」にアレンジした楽曲。市民と市内のミュージシャンが実行委員会を結成し、ボランティアでCDを制作、普及を図っている。
当日は、施設内にやぐらが組まれ、屋台やゲームコーナーなどが周りを囲み夏祭りを表現。世界中から集まった参加者が「横浜市歌」に合わせて手をつなぎ輪になって踊った。
よこはまアラメヤ音頭の発起人代表でワイズメンズクラブ会員の藤澤智晴さんは「盆踊りは世界をつなげることのできる文化だと思います。横浜から世界各国に移民している人が多く、こういった楽曲を発信することで、思いを寄せてもらうことができると思います。今回披露したことで、海外の人からも『いい曲だね』と声をかけてもらいました」と話す。
今年11月7日~14日に行われるAPEC横浜では、会議関係者に対する横浜のおもてなしのひとつとして、市民の手で作り上げた「アラメヤ音頭」を披露することとなっている。