横浜商工会議所北部支部(横浜市港北区綱島西2)は9月12日、第16回わが町かながわ小旅行「浦島伝説の地を訪ねる」を開催する。
同ツアーは横浜開港150周年に向けた「よこはまかながわ宿ブランド」形成事業の一環として考案され、同ブランドの研究及び周知を目的として昨年1月から実施されてきた。
今回は「浦島太郎伝説の地を訪ねる」と題し、「浦島寺」の愛称で親しまれる「慶運寺」(神奈川区神奈川本町18)をはじめ、浦島太郎父子の供養塔や亀塚のある「蓮法寺」(同区七島町21)などを巡り、太郎が「竜宮城」から戻った後で足を洗ったとされる「足洗川」(現在は地下水路)に程近い「大口通商店街」がゴール。
横浜商工会議所北部支部事務所長の川井美喜夫さんは「参加者には『当日買物補助券』が配布される予定です。地元商店街の販売促進につながればうれしい」と話す。
集合場所は9時30分に反町公園(神奈川区反町1)。6時からのNHKニュース内の天気予報で降水確率が60%以上の場合は中止。参加希望者は住所、氏名、年齢、電話番号を記入しFAXまたはE-MAILで横浜商工会議所北部支部(TEL 045-543-5311)まで。締め切りは9月3日。参加費は300円(保険代など)。次回開催は来年度以降を予定。
これまでは、「コットンハーバー」やみなとみらい地区を見渡せる「立町みはらし公園」といった現代的スポットから、開港時「アメリカ領事館」として使用された「本覚寺」や「洲崎大神」、復元された「神奈川高札場」などの歴史的建造物を散策するツアーを実施し、神奈川区の魅力を再発見してきた。神奈川区役所(神奈川区広台太田町3)と同区内にある24の郵便局が共催し、地元商店街や調理師連合会の協力を得て開催。今年5月までに計15回実施、約2,500人が参加している。