地ビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川県厚木市、TEL 046-224-2317)は9月24日、アップルパイ風味のビール「アップルシナモンエール」を発売開始する。
同社が2007年より発売している冬季限定スイーツビールで、副原料に焼きりんご・シナモン・メープルシュガーを使用。通常のビールより高温で焙煎(ばいせん)した「カラメルモルト」を使った琥珀(こはく)色のビールで、長野県伊那市産の廃果りんごを有効活用している。今年はあらたにメープルシュガーを材料に加えることで、香ばしく甘い味わいが特徴のコクのある発泡酒に仕上がっている。
内容量は330ミリリットル、価格は450円。販売は横浜高島屋、サンクトガーレンオンラインショップなど。販売は2011年2月末頃まで。
サンクトガーレンの中川美希さんは「今年で発売4年目になりますが、毎年改良を加えています。今年はメープルシュガーを使うのが1番の変更点で、より香ばしい甘さを感じられるようになりました。このビールは冷たいときはシナモンのスパイシーな風味、少し温かくなってくると焼リンゴやメープルシュガーの甘味を感じるようになります。ぜひ好みの温度を探して楽しんで下さい」と話す。
スイーツビールは同社が2007年5月に発売開始した、デザート感覚で楽しむ甘い香りと味わいのビールの総称。バニラを使った「スイートバニラスタウト」、黒糖を使った「黒糖スイートスタウト」、アップルパイ風味の「アップルシナモンエール」、県産オレンジを使用した「湘南ゴールド」、パイナップルを副原料にした「パイナップルエール」をこれまでに販売している。