港南区の辻さんの映像作品 カンヌ映画祭で上映

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横浜市港南区在住の自主制作映像作家、辻直之氏(32)のアニメーション作品「闇を見つめる羽根」(35ミリ、17分)が、今月12日から開幕するカンヌ国際映画祭の「監督週間」短編部門で招待上映される。同作品は辻氏が8年の月日をかけて制作、「天地創造」をテーマに木炭で描いた絵を16ミリフィルムで撮影してアニメーションにしたもの。今年3月に辻氏の作品「夜の掟」(95年制作)を観たカンヌ映画祭作品選考委員が辻氏の最新作である同作品を選考にかけ、見事選出となった。カンヌ上映に際して35ミリフィルムに変換する費用約50万円と、サウンド担当の高橋麻紀子氏(34)と供にカンヌへ渡航する費用約50万円が必要となった。そこで横浜の映画仲間が支援のための特別上映会を企画、4月24・25日に横浜市中区の「岩崎ミュージアム」にて同作品を上映し、来場客からカンパを募った。30日には文化庁がカンヌ上映に関する費用の大部分を支援することが急遽決定、辻氏をカンヌへ送り出す手筈が整った。過去に「監督週間」で選出された日本人監督は寺山修司、大島渚、北野武など。今年は石井克人監督作「茶の味」が邦画初のオープニング作品として上映される。岩崎ミュージアム

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