野毛地区一帯で10月2日と3日、秋の恒例イベント「野毛大道芸2010オータムフェスティバル」が開催される。主催は野毛地区街づくり会。

　期間中は、国内外の人気実力パフォーマー28組が参加し、ジャグリング、パントマイム、アクロバットなど、大道芸の妙技を来場者の目の前で披露する。会場は野毛地区12ステージ（野毛本通り、野毛坂通り、野毛柳通りほか）。

　フェイスペインティングを施した「本町小学校」の大道芸クラブ・吹奏楽クラブがオープニングを飾り、出演パフォーマーはバルーンパフォーマンス「風船太郎」、「中国雑伎芸術団」、ラブソングに合わせた男女のアクロバットコメディー「GちょこMarble」。

　最後のメッセージを届けるパントマイム「ロボットのぞみ」、歌舞伎マジック「ハッピィ吉沢屋」、昔懐かしい飴細工を実演する「飴細工 水木貴広」ほか。

　関連イベントとして、10月8日は「野毛流し芸」（18時30分～）を行う。

　野毛大道芸実行委員会の久米弘泰さんは「左手に汗握り、右手に投げ銭握る、小さいお子さんから家族連れ、大道芸好きまでみんなが楽しめる野毛の大道芸イベントです。国内外のトップパフォーマーが繰り広げる妙技・熱演を間近で体感ください」と話す。

　開催時間は11時～16時（小雨決行）。問合せは野毛大道芸実行委員会（TEL 045-262-1234）まで。

　「野毛大道芸」は、1986年に「野毛祭」としてスタート。大道芸を利用したまちおこしイベントの先駆けとして知られ、日本3大大道芸のひとつ。大道芸イベントを利用した野毛地区の商業活性化・振興と横浜の下町としての「野毛」のPRを目的とする。まちの人のボランティアによる企画運営で行うイベントとして全国に名を知られるようになった。