日本大通りと横浜公園(水の広場)で10月10日、第35回中区民祭り「ハローよこはま2010」が開催される。
中区民祭りは1976年、区民相互の交流と調和を図り、いきいきとした地域社会の創造と区民の健康増進を目的にスタート。今年はAPEC横浜開催記念イベントとして、会場を根岸森林公園から横浜公園・日本大通りに移して実施する。同日開催の「横濱ジャズプロムナード」とのコラボレーションをはじめ、「ワールドフェスタ・ヨコハマ2010」などの周辺イベントと共に、エリア回遊性のある賑わいを創出する。
メーンステージ(横浜公園)では、「赤い靴ジュニアコーラス」(赤い靴記念文化事業団)の合唱をはじめ、中国人書家・熊峰(ゆうほう)や古筝デュオ「鶯と燕(インとイェン)」、米海軍ブラスバンドなどが国際色豊かな演奏を披露。お祭り広場には、ヨーヨー釣りやボウリングなどが楽しめる「子どもの遊び場」、電気自動車を展示する「エコパーク」、フードパーク、フリーマーケットが設けられる。
日本大通りには、健康チェック体験やラジオ体操を行う「元気フェスタ21」、防災グッズや消防車両を展示する「くらしの安全広場」、手作りグッズや野菜・果物などの販売ブース、「横濱ジャズプロムナード」のステージコーナーなどを設置。そのほか、APEC参加国・地域の民族衣装に身をまとった「APEC盛上げ隊」が登場し、APECエンジョイスタンプラリーを実施する。
ハローよこはま実行委員会委員長の山田五男さんは「『ハローよこはま』は、1976年から始まり、今年で35回を迎える伝統ある区民祭りです。子どもたちが学び楽しめるブースや、エコ活動を体験できるブースなど区民のみなさんの手によって作りあげられ、まさに区民との協働の原点ともいえるお祭りです」と話す。
開催時間は10時~15時(荒天時は11日に順延)。