コンビニエンスストアの「スリーエフ」(横浜市中区日本大通17)は10月11日より、アフリカ支援につながる商品として、野菜を多く摂れるチルド弁当を販売している。
同社は2009年4月より、NPO法人TABLE FOR TWO(テーブル・フォー・ツー、略称:TFT)との共同プロジェクトとして、売上げの一部をアフリカの子どもたちへ学校給食として届ける活動を実施。今回は第4弾企画として、TFTが10月16日の「世界食糧デー」(=世界中の人が食べ物について考える日)を記念して行うキャンペーン「100万人のいただきます!」に合わせ、「半日分の野菜が摂れる肉野菜炒め弁当」を提供する。
「半日分の野菜が摂れる肉野菜炒め弁当」は、1日に必要な野菜の半分(=約200グラム)が詰められたチルド弁当で、生姜醤油で味付けした豚バラ肉入り。700キロカロリーで価格は480円。販売エリアは首都園のスリーエフ約630店舗(四国を除く)。
売上げの3%はTFTを通じてアフリカの子どもたちの学校給食に充てられる。販売は11月30日まで。
スリーエフの八木下茂昭さんは「日本でカロリーを通常より抑えたTFTブランドのヘルシーフードをスリーエフで購入すると、代金に含まれる寄付により、温かな給食をアフリカに届けることができます。この機会に野菜本来の食感や味が楽しめる弁当をお楽しみいただければ」と話す。
「TABLE FOR TWO」は、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む日本発の社会貢献運動。先進国の食卓(TABLE)に出される健康的な食事1食が、開発途上国の食卓の学校給食に生まれ変わることを意味する。スリーエフは過去3回のタイアップ企画で、約1,300人の1年分の給食に相当する29万食を届けている。