横浜港大さん橋国際客船ターミナル内の大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)で10月31日、子どもたちにごみ問題やリサイクルについて楽しく学んでもらうイベント「リサイクルデザインフォーラム2010」が開催される。
同イベントは横浜市資源リサイクル事業協同組合の主催で、今年で16回目。昨年は親子連れなど約5,000人が来場したという。
会場では市内の小学生らから募集した環境絵日記の入賞作品約500点を展示するほか、優秀・特別賞の発表会・表彰式を実施。今年は新たな取り組みとして、近郊のインターナショナルスクールなどからも募集を行い、約15,000点の力作が集まった。
さらに、市内12の企業や団体などが、リサイクル・エコ・環境問題をテーマとしたブースを出展。取り組みを紹介する展示や体験コーナーなどを設ける。
そのほかの催しは、古着をリメイクした衣装で子ども達がダンスを披露するオープニングステージ企画「リメイク・ダンス・ショー」、組合員の仕事を体験して学ぶコーナーなど。なお、イベントは11月に横浜で行われるAPECのカーボンオフセットに協力しており、当日会場で使用される電力もカーボンオフセットされるという。
リサイクルデザインフォーラム実行委員長の大内敦さんは「毎年、子ども達に楽しみながら学んでもらうという趣旨で開催しています。今年は企業・団体の出展ブースが3団体から12団体と大きく増え、環境絵日記の優秀特別賞も22点を選出しました。また、絵日記を書いてくれた子どもたちに向けたサプライズ企画もありますので、ぜひ作品を見に来てもらえれば」と話す。
開催時間は11時~16時。入場無料。環境絵日記の一部(応募者の同意を得たもの)は、10月21日からホームページ上でも公開が行われている。