市営地下鉄横浜駅の地下1階コンコース内「ハマリンロード」に10月28日、「TSUTAYA はまりん横浜駅店」と「ドコモショップ ブルーライン横浜駅店」がオープンした。
横浜市交通局は、駅利用者の利便性の向上と資産活用の積極的な展開を図るため、約160メートルのコンコース通路の床、壁、天井を改装。
今回、ベージュや白を基調カラーにしたコンコース「ハマリンロード」に横浜駅直結型店舗「TSUTAYA はまりん横浜駅店」、「ドコモショップ ブルーライン横浜駅店」が入居した。店舗設置事業者は兼松コミュニケーションズ(東京都新宿区)。
「ドコモショップ ブルーライン横浜駅店」の店舗面積は271平方メートル。携帯電話機器の販売や各種アフターサービスを実施する。携帯電話の故障受付・修理が可能で、車椅子が出入りできるトイレを備えたバリアフリー対応店舗。ケータイやメールの基本操作、簡単なカメラやiモードの操作を学べる「電話教室」を開催する。店内には、充電コーナー、キッズコーナーを設置するほか、無料ドリンクサービスを提供する。
「TSUTAYA はまりん横浜駅店」は、CD・DVDレンタル、書籍や雑誌の販売を行う。店舗面積は509平方メートル。全国にフランチャイズ展開するTSUTAYAの神奈川県内104店舗目となる。雑誌・ビジネス書、人気文庫商品をそろえ、CD・DVDレンタルの在庫量はDVD=50,000枚、CD=20,000枚。若者や女性に人気の邦画ドラマを充実させたラインナップになっている。
TSUTAYA はまりん横浜駅店の店長・田中健さんは「横浜のターミナル駅の出店にあたり、地域でも最大級のDVD・CDレンタル商品を取りそろえました。雨にぬれずにご利用いただける店舗として、通勤・通学の途中に便利な書店も併設。朝8時30分からオープンしておりますので、是非ご利用ください」と話す。
営業時間はドコモショップ ブルーライン横浜駅店=10時~20時、TSUTAYAはまりん横浜駅店=8時30分~24時。
横浜市はコンコースの改装にあわせ、交通局内・事業者社内で愛称を募集。「市営交通Webモニター」を対象に実施したインターネットを利用した市民アンケート投票の結果、コンコースの愛称を「ハマリンロード」に決定した。
「はまりん」は、1998年10月10日に制定された横浜市交通局のイメージキャラクター。名前は一般公募より採用され、横浜・浜っ子の「はま」、車輪の「りん」、海の「まりん」 が由来。