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横浜で「市民ワールドカフェ」-レジャーの大量ごみを考える

みなとみらい21地区で8月1日に行われた「神奈川新聞花火大会」翌日の様子

みなとみらい21地区で8月1日に行われた「神奈川新聞花火大会」翌日の様子

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 横浜市技能文化会館(横浜市中区万代町2)で11月8日、みなとみらいサロン「身近なレジャーの大量ごみを考える市民ワールドカフェ」が開催される。

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 環境への配慮がうたわれる中、バーベキューや花火大会など、身近に楽しめるイベントでのごみの放置や処理が課題になっている。今回のワールドカフェでは、国境を越えた環境問題に取り組むNGO「A SEED JAPAN」(東京都新宿区)理事・ごみゼロナビゲーション事業部統括責任者の羽仁カンタさんの基調講演後、利用者のマナー改善に向けて市民や主催者ができることについて共に考える。主催はNPO法人アクションポート横浜(中区桜木町1)。

 A SEED JAPANは、1991年10月に設立された日本の青年によるNGO。当日は、1994年よりレゲエジャパンスプラッシュ、Fuji Rock Festivalなどの大規模野外音楽フェスティバルで、ボランティアによるごみの削減、リサイクルなどの環境対策事業に取り組んでいる羽仁さんが、現在の大量生産・大量消費・大量廃棄パターンの変更を目指して行っている活動や全国の事例について語る。

 その後、「花火大会のごみを減らすためにできること」「主催者を巻き込んだごみを出さないしくみづくりをするには」をテーマに、参加者全員で意見を交換する「ワールドカフェ」方式でワークショップを行う。

 コメンテーターは、みなとみらいクリーン大作戦実行委員会の大川哲郎さん(大川印刷代表取締役社長)、NPO法人アクションポート横浜理事 嶋田昌子さん、横浜をエコにするネットワーク会長 近澤弘明さん(近沢レース代表取締役)。

 アクションポート横浜の高城芳之さんは「2006年から花火大会後のクリーンアップ活動を行っている。たくさんのボランティアが参加してくださる一方で、今年は放置されるブルーシートやごみが格段に増えてしまいました。こうしたマナーや雰囲気をどう考えるべきか、自分は何ができるのか、みんなでアイデアを出し合って考えたいと思います」と話す。

 会場は横浜市技能文化会館802大研究室。開催時間は18時30分~21時。定員50人(先着順)。参加無料。申込み・問合せはアクションポート横浜(TEL 045-662-4395)まで。

 みなとみらい地区の市民団体、企業、行政などで構成するみなとみらいクリーン大作戦実行委員会は、今年8月1日の「第24回神奈川新聞花火大会」開催時に、5回目となる「みなとみらいクリーン大作戦」を実施。ごみ分別の呼びかけや清掃活動を行った。花火大会の翌日には、559人のボランティアスタッフが集まり、合計1894.7キログラムのごみを分別回収した。

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