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汽車道とグランモール公園に光の演出-公共空間活用社会実験で

イルミネーションとライトアップが施された横浜市認定歴史的建造物「汽車道の橋梁」

イルミネーションとライトアップが施された横浜市認定歴史的建造物「汽車道の橋梁」

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 横浜のみなとみらいでは、みなとみらい21地区公共空間活用社会実験として、汽車道とグランモール公園のイルミネーションやライトアップを実施している。

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 みなとみらい21地区は、地区内の施設が主体となり、地区内の公園や港湾緑地などの公共空間を活用し、まちの魅力やにぎわいの向上を図る活動の実施に向けた検討を進めている。

 10月には、「横濱JAZZ PROMENADE 2010」とタイアップした「みなとみらい21地区公共空間活用社会実験」で、運河パークとグランモール公園でデキシーランド・ジャズパレードと飲食の提供を行った。

 今回は第2弾として、みなとみらい21地区公共空間活用社会実験実行委員会が「グランモール公園・美術の広場」(横浜市西区みなとみらい3)、横浜市の認定歴史的建造物(1907年製作)である「汽車道の橋梁(きょうりょう)」(中区新港2)の2箇所で社会実験を行う。

 横浜ランドマークタワーの脇から横浜ジャックモール前まで、みなとみらい地区を南北に貫く長さ700メートルの「グランモール公園」では、美術の広場と横浜美術館コロネードで、空間特性を生かしたライティングによる夜景を演出。けやき並木に約500灯の白熱灯を設置する。

 汽車道では、港一号橋梁と港二号橋梁(ともに鋼トラス橋)のトラス部分にクリスマスをイメージした華やかなイルミネーションとライトアップを設置。トラス部分の外側(遠景部分)にLEDロープライトによるシャンパンゴールドのイルミネーション、トラス部分の内側(近景部分)にはシームレスで色が変化するブルーのライトアップを施す。

 横浜みなとみらい21 事業推進部の肥山達也さんは「今回の社会実験では、桜木町駅前から赤レンガ倉庫をつなぐ歴史の軸である汽車道を引き立たせる夜間景観を創り出すことで、夜間における美しさ、歩く楽しさを実現することができたか検証していきます。汽車道のトラスは水面に映る夜景も意識して作られた橋梁。今回初となる橋全体を使った大がかりな演出をお楽しみください」と話す。

 実施はグランモール公園・美術の広場=2011年2月28日(日没前~日の出後)、汽車道の橋梁=2011年2月17日(16時30分~24時)まで。問合せはみなとみらい21地区公共空間活用社会実験実行委員会(TEL 045-682-4403)。

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