パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で11月26日より「第18回インターナショナル・キルトウィーク横浜2010」が開催される。
「夢・出会い・感動」をテーマにしたキルトの祭典で、期間中はキルト入賞・入選作品約200点の展示やトークショーなど、キルトの振興・普及を目的としたさまざまなイベントを実施する。
日本初公開となる南アフリカの人気作家二人展「情熱の色とアフリカンシェイプ」では、ゆたかな色使いとアップリケ、ピーシング、ペイントを駆使した独特のコラージュスタイルを特徴とする「世界一、色をたくさん使うキルト作家」とも呼ばれるロイ・スタルクさん、地球や宇宙をイメージさせる広大な絵を表現するジェニー・ハーンさんの作品を紹介する。
また、フィンランドのキルト展、50センチメートル角のキルトを装飾した「デコキルト“楽園”」、 韓国・台湾キルト交流展、フィリピンのカオハガンキルト、約30人の作家によるフラワーキルト、タレント キャシー中島さん「キルトの力・私の愛するキルト」などを展示。
会場では、作家やキュレーターによる作品解説が行われるほか、ハワイ生まれ・横浜育ちのキャシー中島さん、アフリカの作家 ロイ・スタルクさん、全国にパッチワークを広めたニットデザイナーの野原チャックさんらのトークショーを行う。
そのほか、初心者から楽しめる「キルト体験コーナー」やミシンを利用してバッグやカフェエプロン、コサージュなどを製作する講習会も実施。全国のショップが出店する「キルトマーケット」では、作家の最新オリジナルキットや流行グッズをはじめ、パッチワーク用品・手芸雑貨・キルト関連書籍などを提供する。
インターナショナル・キルトウィーク実行委員会の谷育子さんは「今年も南アフリカやフィンランドなど、世界中から素晴らしいキルトが横浜にやってきます。キルトの体験コーナー『オープンレッスン』は、和やアニマル柄など、昨年より種類と数を増やしての開催。その場で申し込めるのでぜひご参加ください」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。会場はパシフィコ横浜の展示ホールA・B。入場料は前売1,300円、当日1,500円。11月28日まで。