ヨコハマ創造都市センター3階(横浜市中区本町6)で12月19日、コミュニティビジネスを紹介するクリエイティブサロンNo.3「アート de コミュニティビジネス」が開催される。
クリエイティブサロンは、横浜市がコミュニティビジネス支援の一環として行っている集い。5回シリーズで毎回異なるテーマを設定し、コミュニティビジネスの事業者や志望者、支援者などの学びと交流の機会を提供している。
今回のサロンでは「アート」の普及をコミュニティビジネスを通して展開している事業者や、まちづくりにアートを活用している事業者を紹介し、パネルディスカッションを行う。
ゲストは、横浜市港北区の小規模通所授産施設「アートかれん」と地域活動支援センター「メープルかれん」を運営する社会福祉法人かれん事務長の新堂泰江さん、アーティスト・クリエーターと障害者施設とのコラボレーションによる商品開発「横浜ランデヴープロジェクト」を進める横浜市APEC・創造都市事業本部創造都市推進課の鴇田傑さん。「音楽でこの街とあの人をもっとハッピーにしたい」をスローガンに、アマチュアミュージシャンによる音楽イベントを制作しているNPO法人アークシップ代表 長谷川篤司さん、横浜産のハチミツを活用したまちの活性化に取り組む「HAMA BoomBoom Project」代表 岡田信行さん。
会場では、ゲストのアート作品の展示のほか、それぞれの活動を映像で紹介する。パネルディスカッションでは、アートを介した事業展開のノウハウや工夫、課題について意見交換する。
コミュニティビジネス応援事務局の平山康弘さんは「アート以外の分野を軸にコミュニティビジネスを展開している人にとっても、複合的なコミュニティビジネスの展開を知ることができる興味深い内容になると思います。ゲストの方々との交流タイムもありますので、この機会にコミュニティビジネスとアートの融合で事業の新たな展開や顧客開拓を考えてみませんか」と話す。
開催時間は14時~16時30分。事前申込制(当日参加も可能)、参加無料。問合せはコミュニティビジネス応援事務局(TEL 050-3346-9293)まで。クリエイティブサロンNo.4は2011年1月30日に「コミュニティカフェサミット」と題して開催する予定。