横浜美術館前(横浜市西区みなとみらい3)で12月23日、冬のキャンドルイベント「西区キャンドルアート2010」が開催される。
同イベントは2008年に横浜開港150周年事業のプレイベントとしてスタート。地域活性化と人々の交流を目的に「ふるさと西区推進委員会(事務局:西区役所)」が主催する。3回目を迎える今年は、約1,500個のキャンドルを横浜美術館前のグランモール公園「美術の広場」に並べ、幻想的な夜を演出する。
あかりをともすと、区内の小学生のイラストやメッセージが浮かびあがるあんどん型のメッセージキャンドルも500個用意される。そのほか、西区のマスコットキャラクター「にしまろちゃん」と、同区と友好関係にある滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」をモチーフにしたキャンドルアートを施す予定。
当日は、西区のマスコットキャラクターの「にしまろちゃん」と「ひこにゃん」がステージに登場するほか、マリンバ奏者の加島薫さんや地元の「宮谷コーラス」が音楽を披露する。
横浜市西区地域振興課 担当係長の本田由紀子さんは「子どもたちのメッセージキャンドルには、サンタクロースなどクリスマスを意識したデザインをはじめ、コスモワールドの観覧車やランドマークタワー、海など、みなとみらいの風景が多く見られます。親しみやすい地域のイベントですので、親子で遊びに来ていただければ」と話す。
会場は横浜美術館前のグランモール公園「美術の広場」。開催時間は17時30分~20時30分(点灯は17時から)。荒天中止。問合せは横浜市西区地域振興課(TEL 045-320-8389)まで。
「にしまろちゃん」は2007年1月、西区の花「すいせん」をモチーフにエコバックに印刷され、誕生したキャラクター。一般公募による名前には、「西区の活動がまろやかに進んでいきますように」という願いが込められているという。
西区紅葉ヶ丘の掃部山(かもんやま)公園内には、横浜開港50周年の年の1909年に旧彦根藩士らにより井伊直弼の銅像が建てられており、これまでもさまざまなイベントなどで西区と彦根市との連携が行われている。