野毛山動物園がアビシニアコロブスの赤ちゃんを公開-真っ白な毛色

母親アテネの胸にしっかりと抱かれているアビシニアコロブスの赤ちゃん(野毛山動物園)

母親アテネの胸にしっかりと抱かれているアビシニアコロブスの赤ちゃん(野毛山動物園)

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 横浜市立野毛山動物園(横浜市西区老松町63)は、アビシニアコロブスの赤ちゃんを一般公開している。

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 アビシニアコロブスの赤ちゃんは昨年12月11日に誕生。母親アテネ(上野動物園生まれ)と父親ダイズ(野毛山動物園生まれ)の間に生まれた。アテネは3回目の出産ということもあり、落ち着いて赤ちゃんの世話をしているという。同園でのアビシニアコロブスの繁殖は6年ぶり。

 赤ちゃんは現在、全身真っ白な毛色の姿で、3カ月ほどで親と同じ黒と白のツートンカラーになる。

 同園の飼育担当者は「今はまだ赤ちゃんの性別を確認していませんが、そろそろ親から離れる時間が多くなってくるので性別が分かると思います。雪のように真っ白な赤ちゃんを見ることができるのは今だけですので、ぜひ会いに来てください」と話している。

 開園時間は9時30分~16時30分(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合はその翌日)。入園料は無料。

 アビシニアコロブスは霊長目オナガザル科。熱帯雨林や森林で暮らし、アフリカ中央部(ナイジェリア~エチオピア)に生息する。体長は約80センチ、体重約9キロ。外見上、雌雄の差はなく、手の親指は退化しイボ状になっている。胃は3つにくびれ、木の葉・果実・花などを食べる。

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