横浜マリンタワー(横浜市中区山下町15)は2月から11月まで、開業50周年を記念した「区民優待月間」を開催する。
同タワーは、開業50周年の1月15日に展望フロアを一律50円で開放し、約7,500人を動員した。区民優待月間は50周年記念イベントの一環で、横浜市18区内在住者を対象に、展望フロアを通常の半額入場料で開放する。
横浜マリンタワーの全長は106メートル、展望階の高さは91メートル、総重量12,000トン、敷地面積は約3,600平方メートル。昨年4月に第17回「恋人の聖地」選定委員会により「恋人の聖地」に正式認定された。展望フロアからは横浜市内を一望でき、横浜港やベイブリッジなどの夜景を楽しむことができる。
月別の対象区は、2月=戸塚区・西区、3月=都筑区・南区、4月=青葉区、5月=泉区・港南区、6月=神奈川区・中区、7月=栄区・鶴見区、8月=港北区、9月=磯子区・金沢区、10月=保土ヶ谷区・緑区、11月=旭区・瀬谷区。入場の際に、住所が確認できる運転免許書や保険証などを掲示する。
横浜マリンタワーの松本典子さんは、「50周年という大きな節目を迎えられた感謝を込めて企画した区民優待月間です。昔遊びに行ったけれど最近は登っていないという方、初めての方など、この機会に多くの横浜市民の方に来ていただければ」と話す。
展望フロアでは2月28日まで、夜景評論家・丸々もとおさんプロデュースによる、「思わず愛を告白したくなるような夜景演出」をテーマに構成されたメッセージイルミネーションを実施している。
開館時間は10時~22時30分(展望フロア最終受付は22時)。展望フロア入場料は大人750円、中学・高校生500円、小学生250円、幼児200円(3歳未満無料)。
同タワーは50周年記念商品として、2階ショップ横の自動販売機で「50周年記念メダル」(600円)、2階マリンタワーショップで特別記念切手やポスター、ポストカード、マリンタワーの形を模した「横浜マリンタワーミネラルウォーター」(1本367円)を販売している。