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みなとみらい臨港パーク前でワカメの収穫-最大で1株7キロ

1月に行ったワカメ点検時の様子

1月に行ったワカメ点検時の様子

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 みなとみらいの臨港パーク前(横浜市西区みなとみらい2)で2月6日、夢ワカメ・ワークショップによる「ワカメ収穫」が行われる。

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 夢ワカメ・ワークショップは、海藻育成を通して富栄養化した海域の環境を浄化する取り組み。きれいな海を未来に残そうと活動する「海をつくる会」が、子どもたちに環境改善の大切さを伝えることを目的に神奈川の海でワカメの育成を行っている。

 当日は、臨港パーク内潮入の池に10時に集合。昨年の11月下旬に、同ワークショップで参加者286人が、5メートル×20メートルのイカダに設置した3~4センチの種糸を取り付けたワカメ(親糸12本)をダイバーが海から引きあげ収穫する。

 順調に生育したワカメは3~4メートル程度で、1株平均4キロ、最大で7キロに生長しているという。会場ではワカメの重量を計測後、ワカメのお味噌汁を配布する予定。

 「海をつくる会」事務局長の坂本昭夫さんは「ワカメは自然にさらされているので大小さまざまですが、1月の点検では順調に生育しているワカメを確認することができました。今年で丸10年になるワークショップですが、毎回、ワカメと一緒に成長していった子どもたちの姿を見るとうれしくてたまらない。子どもたちは、都会の海でワカメやのりが収穫できることに驚き、実際に収穫したワカメのおいしさに感動しています。これからも多くの方に体験いただき、ワカメや海のことを考えるきっかけを提供したい」と話している。

 「海をつくる会」は、山下公園の海底清掃をきっかけに1981年に設立。地元横浜をはじめ、東京、千葉、埼玉から集まる「海が好き」なメンバーで構成され、山下公園清掃活動のほか、横浜市で唯一残された自然海浜の野島海岸(金沢区)での定点観察会、夢ワカメワークショップ、アマモ場再生など、海に関する活動に取り組んでいる。

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