バッグや小物を販売する「マザーハウスColette・Mareみなとみらい店」(横浜市中区桜木町1)は3月6日、開店1周年を記念したトークイベントを開催する。
マザーハウスは、2006年に創業したバッグブランド。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念に、バングラデシュやネパールで、現地の人々とともにものづくりを展開・販売している。現在、東京や福岡などに7店舗を展開しており、神奈川初出店のColette・Mareみなとみらい店は、3月19日に1周年を迎える。
バングラデシュの特産品「ジュート」、牛革、綿を素材に製造したオリジナルバッグや小物など200以上のアイテムを販売している同店のおすすめ商品は、葉脈をレザーのメッシュで表現した新作バッグ「happa Hand」(26,250円)や、機能性を備えたメッシュの長財布「Happa Long Wallet」(14,700円)など。
トークイベントには、代表でデザイナーの山口絵里子さんと副代表の山崎大祐さん、バングラデシュ自社工場マネジャーのモインさんが参加し、同社のこれまでの取り組みや途上国の現状について語る。参加者からの質疑応答も受け付ける予定で、店内には現地工場で働く工員たちの自己紹介ポスターを展示する。開催時間は13時~15時、参加費無料。
また、商品購入者を対象に、1周年限定デザインの「1周年オリジナルコットンバッグ」を数量限定でプレゼントする。
同店店長の木名瀬萌芽さんは「無事1周年を迎えることができたのは、応援して下さったお客様のお陰。がむしゃらに走ってきたが、今年はこの1年間で出会えた皆さんに感謝の気持ちをお返しできるように、そして今まで以上に温かくて皆さんに楽しんでもらえるようなお店を目指します。地域と密着したイベントなども今年は視野に入れて、さらに横浜とのつながりを濃く、横浜らしい『マザーハウス』のかたちをつくってゆければ」と話している。
営業時間は11時~20時。詳細・問合せはホームページから。
マザーハウスは、バングラデシュ・首都ダッカの自社工場で30人以上の現地スタッフを雇用。スタッフへの給食支給や有給制度など、「労働環境の改善」にも取り組んでいる。工員のアイデアを生かしたデザインなど、現地の人と連携したものづくりを進めている。