横浜・山手公園でガーデンコンサート-樹齢131年のヒマラヤスギに祈り

現在の山手公園の様子。桜のつぼみは少しずつふくらみを増している

現在の山手公園の様子。桜のつぼみは少しずつふくらみを増している

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 山手地区の山手公園(横浜市中区山手町230)で3月26日、ヒマラヤスギ共和国ガーデンコンサートが開催される。 

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 山手公園は1870年に横浜居留外国人の手によってつくられた日本初の洋式庭園。日本で初めてテニスの試合が行われたテニス発祥の地で、山手居留地に住む外国人たちの交流の場として使われていた。園内にはテニス発祥記念館が併設され、現在は横浜市民のスポーツと憩いの場として親しまれている。

 同園は、日本で初めてヒマラヤスギが植えられた場所でもあり、関東大震災で多くは倒れたが、横浜市の名木古木に指定されている樹齢131年のヒマラヤスギが残っている。また、ソメイヨシノなどの桜30本が開花するお花見の名所としても知られている。

 当日は、園内の「洋風あずまや」で関東学院大学名誉教授の鳴海正泰さんがヒマラヤスギにまつわる物語を語り、水岡のぶゆきグループ「M.N.G」がクラシックコンサートを行う。

 山手事業所長の布川榮子さんは「山手公園は自然の『気』に満ちた公園です。大地のエネルギーを降り注いでくれるヒマラヤスギが空を覆う、そんなヒマラヤスギ共和国にいらしてください。自然をうたうピアニストと一緒に再起、再生を祈りたいと思います」と話す。

 会場は山手公園あずまや(雨天の場合はテニス発祥記念館)。開催時間は13時~14時(予定)。入場無料。問合せはテニス発祥記念館(TEL 045-681-8646)まで。

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