春の統一地方選挙に向けて、横浜市選挙啓発学生団体「イコットプロジェクト」の企画提案による選挙啓発CMが4月1日より放映されている。
イコットプロジェクト(略称:イコプロ)は、横浜市選挙管理委員会の呼び掛けにより2010年4月3日に結成された横浜市選挙啓発学生団体。若者が政治や選挙について関心を高め、選挙の大切さを認識してもらえるような啓発事業の企画提案、運営、活動など、「若者の若者による若者のため」の選挙啓発活動を行っている。
現在は、市内在住・在学を中心とした大学生(明治学院大学、フェリス女学院大学、慶應義塾大学、駒澤大学、明治大学、立教大学、早稲田大学)10人で構成されている。
CMでは、投票日が書かれたボールが横浜ベイスターズのマスコットキャラクター「ホッシー」から横浜市選挙キャラクター「イコット」へ全力投球され、イコットプロジェクトメンバーが全力で投票参加を呼び掛ける。
前回(2007年)行われた統一地方選挙(市議会議員選挙)の投票率は、市内平均48.2%、20代の投票率は28.34%。神奈川県では4月10日に「第17回統一地方選挙」を実施する。
イコットプロジェクトは「ここ数年の20代の若者による投票率は30%台ですが、このままでは若者の声が政界に届かず、将来大きな問題となって若者たちにはねかえってきます。選挙に行っている人や行くつもりの人は、ぜひ自分の周りにいる選挙に行かない若者に呼び掛けてほしい」と話す。
CMは4月10日まで、tvk(テレビ神奈川)、CATV(ケーブルテレビ)、FMヨコハマ、ラジオ日本、選挙管理委員会ホームページなどで流される。