横浜市中央図書館(横浜市西区老松町1)では現在、市民から「ヨコハマ」にまつわる写真とエピソードを募集している。
横浜市立図書館は、1921年に横浜公園内に仮閲覧所ができてから6月で90周年。現在の中央図書館が開館したのは1994年で、現在は市内各区それぞれに18館と移動図書館「はまかぜ号」が運営されている。
今回は記念事業として、「ヨコハマ」の記憶を未来へ伝えるために残しておきたい写真やエピソードを募集。集まった写真やエピソードをもとに、6月11日には中央図書館地下1階ホールでパネルディスカッション「あの頃の、ヨコハマは…」を開催する。ゲストは横浜在住の小説家・山崎洋子さん、横浜シティガイド協会の嶋田昌子さん、ヨコハマ大道芸実行委員会の大久保文香さん、中区日ノ出町に本社を置く小林紙工の小林光政さんら4人。
中央図書館サービス課の菊池真理さんは「昔から横浜に住んでいる方も、最近来られた方も、歴史ある街を感じていただければ。自分で出した写真やエピソードがあればもっと楽しくなると思います」と話している。
写真やエピソードは受付票を添えて中央図書館へ持参か、郵送・メールでも受け付ける。締め切りは5月24日必着。パネルディスカッションの参加申し込みは同館の1階ヘルプデスクまたは電話で6月7日まで。定員は先着150人。問い合わせは中央図書館サービス課(TEL 045-262-0050)まで。
また、5月17日~6月19日には、1階展示コーナーで企画展示「絵本が語り継ぐ90年の歴史~懐かしの絵本から今の絵本まで~」が開催される。終了後は地域図書館12館を巡回予定。