日本郵船氷川丸船内(横浜市中区海岸通3)で5月21日、手旗信号を使ったワークショップ「氷川丸体操をしよう。」が開催される。
氷川丸体操は、氷川丸生誕80周年を記念して誕生したエクササイズ。「手旗信号」は紅白1組の旗を使って行う通信手段で、遠方の人(望遠鏡・双眼鏡で見える範囲)と通信することができ、自衛隊やボーイスカウトなどで活用されている。
当日は、現代美術家の高橋唐子さんを講師に迎え、かつて貨物を積んでいた船内の1室で手旗信号を製作。手旗を使ったエクササイズの後、氷川丸の船内を見学し、デッキ上で童謡「うみ」をBGMに流しながら「ヨ・コ・ハ・マ・ヒ・カ・ワ・マ・ル」という文字を「手旗信号」で表現する。製作した手旗は持ち帰ることができる。
開催時間は13時~15時30分。料金は500円(入館料込み、制作した手旗は持ち帰り可能)。定員は20人。予約・問合せは日本郵船歴史博物館(TEL 045-211-1923)まで。
同日、日本郵船歴史博物館(中区海岸通3)では、「アヴェ・マリア」(バッハ作曲/グノー編曲)、「星に願いを」(ハーライン作曲)などを演奏するクラシックコンサート「マリンバ独奏&声楽二重唱アンサンブル」を実施する。予約不要、入館料のみ。
日本郵船歴史博物館の長久英子さんは「氷川丸体操は手旗信号を使っているところが大きな特徴です。昨年は晴れた日のデッキで行い、参加者から、ビシッビシッと手旗を振るのがすがすがしく気持ちよかったという感想をいただきました。開放的なデッキで氷川丸体操をぜひ体験してほしい」と話す。