三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)で5月22日より、「第21回三溪園さつき盆栽展」が開催される。
同展は、横浜三溪園皐月会が丹精込めて育てる樹齢数十年を超えるさつきの盆栽約100鉢や山野草50~60鉢を展示し、さつきの魅力を紹介する。会期中は毎日、盆栽技術などの園芸相談会を実施し、さつき苗木の販売を行う。主催は三溪園保勝会、横浜三溪園皐月会。
さつきの苗木販売は1鉢あたり1,500円程度が中心で、約200円~4,000円。市価の半額で200点を販売する。初日から販売し、無くなり次第終了。5月22日と29日の10時からは、先着約100人にさつきの苗木の無料配布を行う。
22日は13時より、外苑中央広場で「第34回盆栽整形技術大会」を実施。競技指定さつき粗木の整枝、針金掛け整形などさつきの盆栽技術を一般公開する。
三溪園 広報担当の吉川利一さんは「正月の盆栽展と秋の小菊盆栽展、そして皐月盆栽展と、三溪園では年に3回の盆栽と呼ばれる展示を行っています。なかでも、もっともカラフルなものが本展です。初日の整形技術大会では、盆栽がどうやって作られていくかといった最初の行程がわかり、完成形の鑑賞とはまた違ったおもしろさがあると思います。庭園にはハナショウブも咲き始めます。あわせてお楽しみください」と話す。
開催時間は9時~16時45分(最終日は16時まで)。入園料は大人500円、65歳以上300円、小学生200円。6月5日まで。