パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で6月2日、「アペリティフの日2011 in 横濱」が開催される。
「アペリティフ」は、食と人生を楽しむためのフランスでの習慣。食事の前に皆で集まり、食前酒やアミューズブーシュ(おつまみ)を楽しむ時間のこと。NPO法人横浜ガストロノミ協議会(西区みなとみらい3)が、横浜市内で6月1日よりスタートする「横浜フランス月間2011」の一環として行う。
今年は、「がんばろう日本~横浜の『食』のオールスターが送るメッセージ」をテーマに開催し、東日本大震災の被災地、地元・横浜にエールを送る。イベントの収益はすべて、WFP国連世界食糧計画 日本事務所(西区みなとみらい1)を通して被災地に寄付される。
イベントは2部制(入れ替え制)で、第1部に林文子横浜市長が登壇し、第2部では、ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久さん、横浜在住の作家 山崎洋子さんらの出品によるチャリティーオークションが行われる。
会場では、市内で活躍するシェフやソムリエ、バーテンダーによる色鮮やかなアミューズブーシュやデザート、食前酒、ソフトドリンクを楽しむことができる。また、JA福島の協力のもと、福島県産野菜の安全PRブースを設け、被災地の生産者支援を行う。
ステージイベントとして、日本バーテンダー協会によるパフォーマンスショーやパフォーマー「アコる・デ・ノンノン」のアコーディオン演奏も。
NPO法人横浜ガストロノミ協議会は「横浜の『食』を通して、みなさまに元気を送ることをテーマに、料理の食材には福島県産の野菜をできるだけ多く利用するなど、被災地の生産者の応援にもつなげます」と話す。
会場はパシフィコ横浜 会議センター3階(303・304号室)。開催時間は第1部=17時30分~19時、第2部=19時30分~21時。チケットは事前販売制で、1人4,000円(フード引換券10枚、ドリンク引換券3枚、スペシャルドリンク引換券1枚)。チケットの購入・詳細は「アペリティフの日2011」公式サイトで。
フランス食料農業漁業省・フランス食品振興会が、毎年6月の第1木曜を「アペリティフの日」と提唱して8年目を迎え、日本では横浜を含む全国11都市で「アペリティフの日」が開催されている。
「横浜フランス月間2011」は、2005年より毎年開催されている日本で唯一のフランス文化の祭典。開催期間は6月1日から7月15日。会期中はフランスをテーマにした映画や映像アート、音楽やダンスなど、多彩なイベントが行われる。