ライブハウス「DOLPHY(ドルフィー)」(横浜市中区宮川町2)で5月28日、フィンランドのJAZZミュージシャンによる来日コンサート「Jazz From Finland 2011」が行われる。
同公演は、フィンランドの音楽サイト「o-moro」(鶴見区駒岡3)がフィンランド音楽の普及を目的に企画。横浜公演を皮切りに、東京、名古屋、大阪、京都を巡回する。
出演アーティストは、「Reija Lang Trio(レイヤ・ラングトリオ)」、「Niklas Winter&Teemu Viinikainen(ニコラス・ウィンター&テーム・ヴィーニカイネン)」。
レイヤ・ラングトリオは初の来日公演で、2010年にリリースしたアルバム「Soundoscope」のスタンダードナンバーをはじめ、フィンランド伝統音楽のジャズアレンジを紹介。ギタリストのニコラス・ウィンター&テーム・ヴィーニカイネンは、最新アルバム「Eight Songs Seven Keys」からのナンバーやスタンダードジャズナンバー、オリジナル曲を演奏する。
o-moroは、東日本大震災のチャリティー活動として「PRAY FOR JAPAN,PRAY FOR TOUHOKU.」特設サイトを立ち上げ、北欧ミュージシャンの提供によるチャリティーCDを1枚1,000円で販売し、売上げを日本赤十字社を通して被災地に寄付している。当日は、会場でもCDのチャリティー販売を行う予定。
o-moroの塩見裕さんは「『Jazz From Finland』は、フィンランドの独特で、時に非常に実験的な音楽性をより広く日本に伝えるために、今年から始まった企画です。レイヤ・ラングトリオは、ヴォーカルの美しい歌声はもちろん、ギター、ベース、ヴァイオリンのインタープレイも注目です。フィンランドジャズの魅力を、ぜひダイレクトに体験いただければ」と話す。
開演は19時(開場18時30分)。チケットは予約4,500円、当日5,000円。