横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)は、3月5日・6日・12日・13日、横浜美術館レクチャーホールにて横浜美術館映画上映会「絵画/映画(えいがぶんのかいが)」を開催する。これは昨年開催した「映画のシュルレアリスム」につづく、「映画/アート」シリーズ第2弾として「絵画」をテーマに開催するもので、ドキュメンタリーやアニメーション、実験映画など国内外の幅広い映画の中から、古今の画家の名作を引用した作品、絵画的志向性の強い作品、芸術の形式や手法自体を問題にした作品など、美術・絵画にまつわる映画を計27タイトル特集上映する。上映作品は、古典的名画を精緻な実写映像で再現したジャン=リュック・ゴダールの問題作「パッション」や、ダ・ヴィンチ、アンディ・ウォーホル、モナリザ等の絵画を主題とした映画など。3月13日にはの映像研究者村山匡一郎氏による講演会「イメージの想像力 - 映画と絵画の境界で」が開催される。また、4月9日に同館で開幕する「ルーヴル美術館展」にちなみ、ルーヴル美術館の舞台裏を赤裸々に映し出したドキュメンタリー映画「パリ・ルーヴル美術館の秘密」もあわせて上映する。1プログラム券700円(B・Cプログラムは各500円、講演会は無料)、4日通し券2,500円(先着60名限定、当日券のみの発売、前売券はなし)。横浜美術館映画上映会 「絵画/映画」