8月6日に開幕する現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2011」をPRするヨコトリキャラバンズが、6月21日に活動を開始した。
ヨコトリキャラバンズは、象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)を運営する複合文化施設「スパイラル/ワコールアートセンター」(東京都港区)がプロデュースする計17人のパフォーマンス集団。横浜市の緊急雇用基金事業の一環で、コンテンポラリーダンス集団「まことクラヴ」主宰の遠田誠さんを隊長、まことクラヴのメンバー5人を小隊長として、6月1日に結成された。隊員を務めるのは、一般公募により選ばれたパフォーマー11人(男性5人、女性6人)。
21日には、市庁舎1階の市民広間でヨコトリキャラバンズの出陣式が行われ、林文子横浜市長、ヨコハマトリエンナーレ2011総合ディレクターで横浜美術館館長の逢坂恵理子さんらが出席した。
今後は、ヨコハマトリエンナーレの閉幕(11月6日)まで、横浜市内外で、ボサノバ風にアレンジされた「ブルーライトヨコハマver.」の音楽に乗せた街角でのパフォーマンスを行い、ヨコハマトリエンナーレ2011を盛り上げていく。そのほか、各種イベントに参加し、リクエストに応じて地域や学校などで振付の出張指導なども行う予定。
25日は、みなとみらい線「馬車道駅」構内(11時~)、「日本大通り駅」構内(17時~)でパフォーマンスする。
スパイラルの宮久保真紀さんは「23日には初めての街角パフォーマンスをみなとみらい線の日本大通り駅構内で実施しました。6月から象の鼻テラスで公開稽古をしていますので、テラスにお寄りの際はぜひのぞいていただければ」と話す。