北仲スクール(横浜文化創造都市スクール、横浜市中区北仲通5)で6月26日、「創発のデザイン/ショーケース・ワークショップ」をテーマにした「メル・プラッツ 第27回公開研究会」が行われる。
メル・プラッツは、「MELL(=Media Expression, Learning & Literacy)」と、ドイツ語で「広場」を表す「Platz」から成る、メディア表現とリテラシーについて語り合うコミュニティ・スペース。東京大学大学院情報学環を中心に、全国の大学や放送業界から約30人のメンバーが参加し、各地で公開研究会や年一回のイベント「メル・エキスポ」を開催している。
今回の公開研究会は、3月に予定されていた「メル・エキスポ 2011」の中止を受けて、東海大学の水島久光教授らが企画。「メル・エキスポ」のために開発した小型で持ち運びができる段ボール箱「ショーケース」に、地域のメディアやNPO、学校関係者などの出展者が、それぞれの実践や研究に関する資料や作品を入れて公開。それぞれが来場者、参加者と意見を交換する。出展プロジェクトは「ソーシャルライブラリーを創ろう!」、「黄金町の地域資源発掘隊」、「夕張アーカイブス・プロジェクト」ほか。
水島教授は「自分たちでプロジェクトに取り組んでいる人、特にメディアや教育、場づくりや地域の問題に関わる人に参加してほしい。出展者以外の人も参加するワークショップになっているので、いろいろな人と交流して可能性を広げてもらえれば」と話している。
開催時間は15時~18時で、参加費は500円(茶菓子代)。参加申込はホームページから。