ヨコハマ経済新聞の上半期PV1(ページビュー)ランキング1位は、東日本大震災の復興支援を目的に開催された「元町でF1マシンが日本初の公道走行」の記事だった。
レッドブル・レーシングによる日本初のF1マシン公道ショーランは、飲料メーカーのレッドブルが復興支援の一環として実施。協同組合元町SS会の協力を得て、元町ショッピングストリート内の公道をJR石川町駅側から元町中華街駅方面に向かって約500メートルを走行。会場には1万人以上の観客が集まり、チャリティーTシャツの販売収益は、震災復興に寄付された。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 元町でF1マシンが日本初の公道走行-レッドブルが復興支援でショーラン(5/13)
2. 横浜市で「計画停電」実施-交通機関の乱れや医療機関への影響も(3/14)
3. 元町ショッピングストリートを「F1マシン」が史上初の公道走行(6/2)
4. 東日本大震災で天井が崩落した「ハマボール」が閉店-40年の歴史に幕(4/23)
5. 横浜駅西口地下街「ザ・ダイヤモンド」が改装-新規に23店舗(1/18)
6. 横浜各地でイベント中止相次ぐ-東北地方太平洋沖地震の影響で(3/12)
7. そごう横浜に「海の見えるビアガーデン」-東北地方の地酒も提供(5/15)
8. 横浜・大岡川で「お花見チャリティクルーズ」-乗船料は全額寄付(3/31)
9. 赤レンガ倉庫にビュッフェレストラン「フィッシャーマンズ マーケット」(5/12)
10. 横浜高島屋に堂島ロールの「モンシュシュ」-横浜初出店(1/25)
2位、4位、6位には、東日本大震災の関連記事がランクイン。横浜市民に親しまれてきた「ハマボール」が、3月11日の地震で大きなダメージを受けて閉店となったことを伝えた記事は、ツイッターで600件以上リツイートされ、閉店を惜しむ多くの声が寄せられた。8位にランクインした、花見の名所・大岡川の「お花見チャリティクルーズ」も、津波で家族を失った子どもたちへの支援のために収益を全額寄付する慈善事業の話題だった。
そのほか、ヨコハマ経済新聞のエリア特集で、震災ボランティアの活動を取り上げた「東日本大震災の災害支援の新たな担い手『情報ボランティア』の取り組みとは」と題した記事も多くのアクセスを集め、横浜市民が、被災地支援や復興支援に大きな関心を持っていることが伺えた。