格付投資情報センター、横浜市の格付けを昇格

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株式会社格付投資情報センターは3日、市場公募地方債を発行している地方自治体の格付けの変更について公表した。横浜市は格上げとなり、AA+(プラス)という、公募地方債発行団体の中でトップクラスの格付けとなった。同センターによると、横浜市は税収基盤は厚いものの全会計ベースでの債務残高が大きく、財政の自由度が高くない点をネガティブな要素と見ていたが、市財政全般の立て直しに取り組み、2004年度からは全会計ベースの債務残高が前年度比で減少に転じ、今後もこの傾向が続くとみられるのに加え、税源移譲の進展で中長期的に返済余資も拡大に向かう可能性が高い点を評価したとのこと。日本における金融庁による指定格付け機関は、格付投資情報センター、 日本格付研究所、ムーディーズ、スタンダード&プアーズ、フィッチレーティングスの5社で、日系の2社が、地方自治体の「依頼によらない格付け」を公開している。指定格付機関とは、格付機関のうち、金融庁長官がその格付実績、人的構成、組織、格付の方法及び資本構成その他発行者からの中立性に関する事項等を勘案して有効期間を定めて指定したものをいう。格付投資情報センター

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