横浜市立中図書館(横浜市中区本牧原16)は、パネル展示「間門から宇宙へ!~古川宇宙飛行士を応援しよう~」を開催している。
現在、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士、古川聡さんは横浜市中区本牧間門の出身。同展では古川宇宙飛行士の紹介や、ミッション概要、訓練の様子がわかるパネルを展示する。
パネル展示は4枚。小学校高学年を対象にしているが、大人でも楽しめる。ほかにも、貸出可能な宇宙関連本の展示も行っている。
また関連イベントとして、8月4日には宇宙航空研究開発機構職員(JAXA)の山口孝夫さんによる講演会「宇宙飛行士の謎を探れ!~宇宙飛行士になるには~」を実施。宇宙飛行士についての素朴な質問に答えてくれる。開催時間は10時~12時、場所は同館2階会議室。対象は市内在住の小学5・6年生(保護者同伴可、先着40人)。
同図書館司書の伊藤恵理さんは「『古川宇宙飛行士は宇宙で何をしているの?国際宇宙ステーションってなんだろう?』このような謎が講演会で解けます。めったにない機会なのでぜひ聞きにいらしてください。宇宙の関連本もありますので、どうぞあわせてご覧ください」と話す。
会場は同館1階。8月10日まで。
古川さんは1999年2月、日本人宇宙飛行士として、星出彰彦さん、角野直子さんとともに選定された後、2001年1月に宇宙飛行士と認定。2004年5月にソユーズ宇宙船フライトエンジニア資格を取得し、2008年12月、国際宇宙ステーション第28次・第29次長期滞在クルーのフライトエン ジニアに任命され、今年6月8日に搭乗。現在、長期滞在ミッションを行っている。