日本丸メモリアルパーク(横浜市西区みなとみらい2)で8月6日と7日、「二本松物産x横浜野菜のコラボ市」が開催されている。
横浜で地域の農産物を地域で消費する「地産地消」の取り組みをすすめる「よこはまグリーンピース」や市民有志らが、二本松市のまちづくり団体「にほんまつ未来創造ネットワーク」のメンバーらとともに、二本松市の野菜や物産、横浜野菜などを販売している。
二本松市からは、ブランド野菜「塩沢きゅうり」(4本100円)、国田屋醸造の「みそ」(400円)、桑の葉パウダー(800円)のほか、焼酎、梅酒、ようかん、黒豆などを販売。横浜からは、保土ヶ谷区、旭区などの農家でつくった朝採れ野菜(ピーマン、かぼちゃ、トマト、にんじん、じゃがいもなど)を提供している。
横浜みなと博物館館内のミュージアムカフェ「クルーズ」では、野菜を四角く切って煮込んだ二本松の郷土料理「ざくざく煮」と冷やし甘酒の牛乳割りを来場者に振る舞うほか、「Zaku Zakuカレー」(600円)、二本松産の米と桑からつくった「桑の葉焼酎」(200円)、横浜のブランド豚「はまぽーく」を使った「横濱焼小籠包(しょうろんぽう)」(500円)、「はまぽーくカレー」(850円)、フードスタイリング「はまかじ」による「枝豆と豆腐のベイクドチーズケーキ」(400円)などを販売している。
「にほんまつ未来創造ネットワーク」代表の安斎文彦さんは「二本松は、東日本大震災の地震の被害もありましたが、元気に頑張っています。今回のコラボ市で横浜の応援してくれる人たちとつながって、福島をより元気にしていきたい」と話す。
コラボ市を企画したよこはまグリーンピース代表の椿直樹さんは「二本松の方々は本当に暖かい方々です。今後も継続的に連携していきたい。カフェでは二本松の郷土料理『ざくざく』を横浜野菜でつくり無料で提供するほか、『はまポーク』をたっぷり使った新商品『横濱焼小籠包』、フードコーディネーターデュオ『はまかじ』のスイーツも販売しています。ぜひお越しください」と話している。
開催時間は10時~17時(カフェは11時~17時)。7日まで。
8月7日は、同パーク内で停泊展示されている「帆船日本丸」の29枚すべての帆を張るイベント「総帆展帆(そうはんてんぱん)」も行われる。