横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で、夏限定イベント「Red Brick Resort(レッド・ブリック・リゾート)」が開催されている。
レッド・ブリック・リゾートは、海を臨む赤レンガ倉庫のロケーションを生かした夏期限定の企画。創建100周年を迎えた横浜赤レンガ倉庫が、横浜港の海水を使用して、新しい夏の「涼」と楽しみ方を提案する。
レッド・ブリック・リゾートは、南国の島のビーチをイメージしてつくられた施設で、水上コテージゾーン(約700平方メートル)とバーゾーン(50席)で構成される。夜間はリゾートエリア全体をライトアップし、横浜港の夜景をバックに海辺の風を感じながら飲食をたのしむことができる。
全8棟の水上コテージは予約制で、料金は1時間1,000円~(別途1ドリンクオーダー制)。コテージ足元の水辺には、横浜港から取れた海水を「海水淡水化装置」で純度の高いろ過水に変えて利用。同装置は、テクノシステム(金沢区)の独自開発により開発されたもので、現在、東日本大地震による被災地でも安全な飲み水を確保するための装置として使用されている。
バーでは、横浜港のろ過水でつくった「かき氷」をはじめ、「ナンドッグ アボガドソース」(1,000円)、チキンのグリーンカレー(1,200円)、ソーセージ4種盛り合わせ(2,200円)、生ハムとピクルス・オリーブの盛り合わせ(1,500円)など。ドリンクは、生ビールやカクテル、ワイン、ソフトドリンクを提供する。
横浜赤レンガ代表取締役社長の坪井純子さんは「横浜赤レンガ倉庫では100周年のテーマとして『つながる・みらいへ』を掲げています。夏イベントも未来に向けて進化させたいと願い、初めて横浜港とのコラボレーションによる横浜の新しい夏の過ごし方をご提案した。今年の夏は横浜港を足元から感じてもらえたら」と話す。
開催時間は11時~23時(ライトアップは日没後~23時)。8月28日まで。