シネマ・ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町3)で8月19日から21日まで、音楽映画を紹介する「横濱HAPPY MUSIC!映画祭2011」が初開催される。
同映画祭は、「横濱に楽しい音があふれだす。」をテーマにしたイベントで、会期中は「音楽」が印象に残る音楽映画を上映する。横浜市映画祭開催支援認定事業の一環で、「YOKOHAMAゴスペルフェスティバルVOL.04 横濱ゴスペル祭2011」(8月27日)と連動して行われる。
上映作品は、原田知世主演の「私をスキーに連れてって」、盲目の天才シンガー木下航志のドキュメンタリー「キシタコウシ」、レゲエの母国ジャマイカを舞台にした音楽ロード・ムービー「ルーツ・タイム」、平均年齢80歳のコーラス隊にスポットを当てたドキュメンタリー「ヤング@ハート」、伝説のライブハウス「照和」のドキュメンタリー「照和 My Little Town/KAI BAND」。音楽から名シーンが浮かぶような劇映画から、音楽の魅力を追求したドキュメンタリーまで、新旧5本の名作をそろえる。
関連イベントとして、映画上映後に馬場康夫監督のトークショー(19日)、ピアノシンガー「Pi坊(ぴーぼう)」のカフェライブ(20日)、松永大司監督のトークショー(21日)が行われる。
映画「キシタコウシ」は特別チャリティー上映とし、日本赤十字社を通して収益金の全額を東日本大震災の義援金とする。
YOKOHAMA ゴスペルフェスティバル実行委員会の飯塚冬酒実行委員長は、「横濱HAPPY MUSIC!映画祭の第1回目は、国内外のドキュメンタリー作品を中心にチョイスしました。 期間中は会場となるシネマ・ジャック&ベティ周辺のカフェやライブハウスでも連動イベントを開催します。 映画館を中心にした『横濱HAPPY MUSIC!』の輪を広げてゆければ」と話す。
チケットは一般1,500円、高校生以下・シニア1,000円(作品「キシタコウシ」は一律1,000円)。