岩崎学園情報科学専門学校（横浜市神奈川区鶴屋町2）で9月7日、地元の魅力を映像で紹介する「わがまちCMコンテスト映像制作講座」が開かれる。主催はかなマグ.net（かなまぐドットネット）プロジェクト。

　同講座は、自分で撮影した動画や静止画像をもとに、ナレーション・BGM・テロップなどを入れる編集技術を身に付けることができる内容。貸し出されるパソコンを使って、誰でも簡単に動画映像をつくることができる。講師は、横浜市民メディア連絡会事務局長で、映像撮影・編集、インターネット生放送、映像制作ワークショップ講師の梅香家（うめがえ）聡さん。神奈川県の「かながわの個性と魅力PR事業」の一環。

　「わがまちCMコンテスト」は、住民自らがディレクターとなり、地域コマーシャルを制作するプロセスを通じて地域の魅力を再発見し、情報コミュニケーション技術（ICT）を活用して内外に地域の魅力情報を発信するコンテスト。関東ICT推進NPO連絡協議と総務省関東綜合通信局が共催し、今年で3回目。アマチュアからの応募作品（30秒の映像作品、20秒の音声作品）を募集している。コンテストの映像募集受付は9月16日まで。

　ワークショップ講師の梅香家さんは「最近急速にパソコンが身近になっている割には、その機能を生かせていない人が多いと思う」と話し「この講座を、パソコンを楽しく使いこなすための第一歩として欲しい」と話す。使用ソフトはムービーメーカー（Windowsに標準でインストールされている映像編集ソフト）。講座の時間内に作品を完成させ、同コンテストへのエントリーを目指す。「思いのつまった作品をつくることで、作品を通して今までと違ったコミュニケーションを取れるようになります。見る側からつくる側になってみませんか」と梅香家さん。

　開催時間は13時～15時半。参加費は無料。先着順で6組限定（1組2人まで）。　講座で使うパソコンは会場側で用意する（自分のノートパソコンの持ち込みも可能）。申し込み・問い合わせはNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのホームページで。