全国大陶器市振興組合(佐賀県西松浦郡)は関内大通り公園・石の広場(横浜市中区万代町1)で9月17日から、「チャリティー全国大陶器市」を開催する。
「見て楽しい陶器市」「陶芸文化の向上」「横浜市の活性化」を目的とし、有名産地の焼物を集めて年間に全国の約20会場で開催されているイベント。横浜での開催は今年で4回目。昨年の入場者数は約4万人で今年は10万人を見込んでいる。
期間中は、全国の有名陶器産地から約40業者が約62テントを設営し、窯元や陶器商が格安価格で展示販売を行うほか、ろくろ体験なども実施する。
出店する焼物は、有田焼(佐賀県)、伊万里焼(佐賀県)、常滑焼(愛知県)、美濃焼(岐阜県)、瀬戸焼(愛知県)、信楽焼(滋賀県)、笠間焼(茨城県)、萩焼(山口県)、益子焼(栃木県)、備前焼(岡山県)、唐津焼(佐賀県)などで、どんぶりや湯のみ、土鍋など日常使いの商品が充実している。中心価格は300円から1,000円程度。
また、共催の横浜市中区女性団体連絡協議会は、エコバックの普及啓発やあいさつ運動の取り組み、バザーを実施。収益の一部はNHK厚生文化事業団と中区社会福祉協議会に寄付する。
同組合の川尻健児代表理事は「産地直販なので市価の30~50パーセント引きという値段の安さも魅力です。50万点を用意しているので、多くの人に来場をお願いしたい」と話している。
開催時間は10時~18時。入場無料。9月25日まで。