赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で9月23日から25日まで、観賞魚イベント「横浜ECO-AQUA海の学校2011」が開催される。
熱帯魚や自然・環境への興味や理解を深めてもらうことを目的としたイベントで、「未来へ美しいものを残せるエコロジー」をテーマにした展示や販売、体験イベントを行う。
会期中は、アクアリウムメーカー20社が出展し、熱帯魚最新飼育器具類を展示。全国の観賞魚メーカー、専門ショップによる「総合熱帯魚ショップ」では、各ショップが企画した体験型ゲームなどを通して、熱帯魚の飼い方や環境問題について学ぶことができる。
「おもしろ水族館」では本来のサンゴ礁を再現し、クリオネ、クラゲ、パワーフィッシュなどさまざまな観賞魚を紹介。レイアウト水槽ディスプレイコンテストとして、最優秀アクアリストを一般投票で決定する「A-1グランプリ」を開催するほか、実際に生き物と触れ合える「鯉(こい) と金魚の釣堀」、ドジョウつかみどり、生体タッチプール、ドクターフィッシュ、高級金魚すくいコーナーも用意する。
海のステージ「海の音楽室」には、俳優の斉藤祥太さん、タレントのインリン・オブ・ジョイトイさんが出演。フランダンスやタヒチアンダンスショー、バンド演奏、長瀬実夕シークレットライブなどが行われる。
夜間タイム(17時~22時)は、横浜赤レンガ倉庫の壁面に等身大のザトウクジラを投影するナイトアクアを実施。小笠原諸島に生息する体長20メートル以上のクジラがCG映像で再現される。
横浜ECO-AQUA海の学校2011実行委員長の福島幸生さんは「今年は東日本大震災の原発事故などの影響で、子供たちが海や川で生き物に触れる機会が一段と減っています。また、都心に住む子供たちは自然に触れる機会が減少しています。熱帯魚や飼育器具類を無料でもらえるチャンスもありますので、ぜひ遊びに来てください。期間中はキッチンカーが出店し、オリエンタルシーフードレストラン『タイクーン』が海鮮メニューを限定販売します」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は18時閉場、水槽ライトアップは22時まで)。入場無料(イベントによっては別途入場券が必要)。