キャプテン翼スタジアム「横浜みなとビアガーデン」(横浜市中区北仲通5)で9月23日から25日まで、東北の地ビールや地元生産の肉料理を提供する「第1回一関地ビールフェスティバル in 横浜」が開催される。
国内各地の地ビールを集めた「地ビールフェスティバル in 一関」を、初めて岩手県一関市以外で企画。主催は、ベルギービール専門店「デリリウムカフェ」(東京都)、門崎「いわて門崎丑 格之進」、「世嬉の一酒造 いわて蔵ビール」で構成される一関地ビールフェスティバル in 横浜実行委員会。
会期中は、みなとみらいの夜景が一望できるガーデンテラスで、岩手県を中心とした東北の地ビールをはじめ、一関市内で生産・加工された新鮮な肉(牛・豚・鶏)を使用したバーベキューや軽食、地元料理を提供する。入場料は全額、岩手県内の自治体へ寄付する。
出展予定銘柄は、東北の地ビール(岩手蔵ビール、みちのく福島地ビール、あくらビール、湖畔の杜)、横浜ビール、箱根ビール、湘南ビール、イクスピアリ、牛久ビール、ベルギーの地ビール(ヒューグ醸造所、ヴァン・スティーンベルグ醸造所)など計12社程度を予定。
牛肉は全頭自主検査をしており、放射性物質が未検出であった黒毛和牛「門崎丑(かんざきうし)」のみを使用。フードとして、門崎丑を使用したバーベキュー、ハンバーグ、ビーフジャーキー、メンチカツ、リオナソーセージ、「一関陸中高原豚」豚カツ、「一関ミート」ソーセージ、「奥州いわい鶏」から揚げ、東北の郷土料理「芋の子汁」、ご当地ラーメン(予定)を用意する。そのほか、大船渡水揚げのサンマや陸前高田産の枝豆を販売予定。
会場では、東北の醸造家をはじめとする醸造長の紹介を行うほか、プルメリアガールズフラダンスショー、牛一頭解体イベント、よさこい演舞、ジャズ&ボサノバ演奏も。最終日には、門崎丑の部位を丸ごと楽しむバーベキューを実施する。
主催者メンバーの中心であるデリリウムカフェは「ビールを通じた、継続的な被災地支援の形として今回のイベントを企画した。第1回目の出店ビールの銘柄数は、本場の一関ビアフェスの規模には達していませんが、『思いを実行に移し継続して支援を続ける』ことが大切だと考えています」と話す。
開催時間は11時~20時(最終日は16時まで)。雨天決行、荒天中止。ビールチケットは前売券=8杯3,800円・4杯2,000円、当日券=4杯2,100円。別途入場料100円が必要。