日産自動車は9月27日、夕暮れ時の交通事故防止のためのヘッドライト早期点灯を促す取り組み「おもいやりライト運動」の第2回市民会議を開催する。
同プロジェクトは、日産自動車が、横浜市民を中心とする有志と共に会議を開催し、ドライバーにヘッドライトを早期点灯してもらうための具体策を検討していくもの。
1日のうちで交通事故発生件数が最も多くなる夕暮れ時に、ドライバーがヘッドライトを早期点灯することで、歩行者や自転車に乗る方々に車両の接近を早く認知してもらうことができる。同社は、「見るためだけではなく、見られるための光を。」をテーマに、歩行者や自転車に乗る人の安全のために、夕暮れ時に点灯するヘッドライトのことを「おもいやりライト」と名づけ、ドライバーが自然とヘッドランプを早期点灯したくなるようなキャンペーンなどのアイデアについて議論の場を設け、交通事故件数の低減に寄与していくことを目指している。
8月30日に開催された第1回市民会議には、同社の安全技術開発の担当者のほか、横浜市で、アートや観光の事業に取り組む団体の関係者など約50人が参加して、「ちょっと早めのライト点灯を横浜から発信しよう」とディスカッションを行い、夕暮れ時のセーフティドライブを推進していくためのさまざまなアイデアが提案された。
2回目となる今回は、10月21日の「あかりの日」に「一斉早期点灯アクション」を行うアイディアについての意見交換などを予定している。ファシリテーター(進行役)を務めるのは、「東京スマートドライバー」などのソーシャルムーブメントを手がける山名清隆さん。会場は、横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)6号室で、開催時間は19時~21時。参加料無料。参加希望者は同事務局(090-8945-2454)まで連絡を。
「おもいやりライト運動」の活動については、公式ウェブサイトで、会議内容の紹介や会議への参加を募集するとともに、フェイスブックページを開設し、公式サイトと連動し情報を発信している。