象の鼻パーク・開港の丘(横浜市中区海岸通1)で10月22日、「ヨコハマアコフェス2011」が開催される。
同イベントは横浜を本拠地にするフォークデュオ「N.U.(エヌユー)」を中心に、アコースティックスタイルで音楽活動するアーティスト7組によるフリーライブ。「大阪生まれの僕たちを受け入れて育ててくれた横浜に、そして音楽を通して知り合った方々に恩返しがしたい」という2人の一言がきっかけとなり、昨年は延べ4000人の聴衆が集まった。社会貢献活動を来場者へ働きかけ、発信することで橫浜の価値を高めていくことを目的に、昨年初開催され、今回が2回目となる。
当日出演するアーティストは、全国各地で活躍中のミュージシャンにをN.U.が自ら出演交渉をおこない決定。N.Uのほか、千綿偉功さん、TAKUMA、the Soul、津軽三味線とバイオリンのユニット「hanamas (ハナマス) 」、中国の演奏楽器・二胡の弾き語り「里地帰 (さとちき) 」、従兄弟ユニットの「ひなた」の7組が参加する。
会場ではイベントのテーマ「Song For Smile」のオリジナルチャリティーグッズ(マフラータオル2,000円)の販売を実施。収益金は、子ども・若者、子育てに関わる人を支える活動に資金助成をしている市民基金「神奈川子ども未来ファンド」へ寄付し、東日本大震災で被害を受けた子どもたちを支援する活動団体への支援金に充てる。
N.U.の宇田晋也さんは「横浜から、歌にのせて笑顔を届けたい。横浜の風景とアコースティックミュージックを楽しんでほしい」と話す。
神奈川子ども未来ファンドの事務局長の米田佐知子さんは「音楽で支援したいというN.U.さんたちミュージシャンの気持ちに、参加する皆さんの気持ちを重ねて頂きたい。横浜の皆さんの子ども達を応援する気持ちを届けていきたい」と話している。
会場は象の鼻パーク・開港の丘。開催時間は11時~16時。入場無料。
N.Uは、2000年に新人サラリーマンとして横浜に移った2人が出会い、意気投合してストリートライブを開始。 2003年には「かながわドームシアター1000人ライブ」を成功させた。現在、横浜のラジオ番組やライブ活動を軸に全国各地で活動している。