横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で11月5日から7日まで、ビーズの祭典「Bead Art Show YOKOHAMA 2011秋」が開催される。
同展はビーズアートの魅力を紹介するイベントで、会期中はビーズの展示販売やワークショップ、講習会など多彩なプログラムを実施する。横浜では6回目の開催となり、主催はジャパンビーズソサエティ・ジャパンランプワークソサエティ(神戸市)。
展示販売コーナーには、海外の業者・ショップ・アーティストを含む、ビーズに関連した約50ブースが出展。ヴェネツィアンビーズ、チェコビーズ、天然石、パール、とんぼ玉(ランプワークビーズ)、ヴィンテージビーズ、アンティークビーズなどのビーズ素材から、書籍、キット、アクセサリーを提供する。
会場では、秋の初開催を記念してYOKOHAMAをテーマにしたビーズ作品「Yokohama Chinatown」のほか、国内外の作家約30人によるランプワークビーズの展示、画家・寺門孝之さんのライヴペインティング(6日)を実施。
ほるぷ出版「トンボ玉のアクセサリー」の出版記念企画として、著者でありガラス作家の駒野幸子さん、磯谷桂さんの作品展示やアクセサリー講習会も予定している。同書では、約1500点の写真でネックレス、イヤリング、ブレスレットなどのアクセサリー作りのテクニックを紹介している。
また、東日本大震災の被災者支援プログラムとして、被災地への「再生」「創生」の願いを込めたランプワーク作品を募集し、チャリティーワークショップ「フェニックスエンジェルをビーズで飾ろう」を開催。寺門さんの描いた「フェニックスエンジェル」を、メーカー・出展者・来場者による寄贈ビーズ・色鉛筆などでデコレーションする。完成作品は持ち帰るか、もしくは、被災者へのプレゼントにするかを選べる。
Bead Art Show YOKOHAMAの宮本恭庸さんは「今回は、同展のメーンビジュアルを制作し、全国で活躍されるアーティスト寺門孝之さんに、水彩による筆書きの後、さまざまなビーズを使ってBead Art Show 2012のビジュアル画を描いて頂く予定です」と話す。
会場は横浜港大さん橋国際客船ターミナル 大さん橋ホール。開催時間は10時~18時。入場無料。