パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で11月10日より、キルトの祭典「第19回インターナショナル・キルトウィーク横浜2011」が開催される。
キルトの振興・普及を目的としたイベントで、「キルトウィーク作品コンテスト2011」の入賞・入選作品約200点を展示するほか、人気キルターのトークショーや講習会などを行う。
展示は、精巧なスケッチを元に昆虫や草花など自然界の美しさを表現したインゲ&ステーン(デンマーク人夫婦)の代表作をはじめ、ニューヨークのハーレムに住む男性キルト作家、マイケル・カミングスがアフリカ系アメリカ人の音楽や民族性をテーマに制作した作品、パッチワーク歴39年・キャシー中島さんの作品など。
そのほか、ニットデザイナー野原チャックさんらが和キルトの魅力を伝える「日本の粋キルト展」、韓国・台湾キルト交流展、フィリピンのカオハガン島の美しい自然と島民の生活を表現したカオハガンキルトの展示即売も。
会場では、初心者から楽しめる「オープンレッスン」や、バッグやタペストリー、コサージュなどを製作するミニ講習会を実施。全国のショップ約100店舗が出店する「キルトマーケット」では、作家の最新オリジナルキットや流行グッズ、パッチワーク用品・手芸雑貨・キルト関連書籍などを販売する。
今回は東日本大震災の復興支援として、「とうほく応援!チャリティーオークション」を行い、売上を義援金として寄付する。
インターナショナル・キルトウィーク実行委員会の谷育子さんは「展示作品の鑑賞だけではなく、オープンレッスンへの参加やキルトマーケットでの買い物などさまざまな楽しみ方があると思います。今回は初めて、思い出を楽しく飾る『ラブメモ・スクラップブッキングFAIR』も企画。キルトと紙、異なる素材による作品の対比もお楽しみ頂ければ」と話す。
会場はパシフィコ横浜 展示ホールA・B。開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。入場料は前売1,300円、当日1,500円。12日まで。