日本航空(JAL)は12月1日より、横浜中華街の老舗「江戸清 りーろん」(1894年創業)と共同開発したJALオリジナル「AIR肉まん」を期間限定で提供している。
AIR肉まんは、「江戸清 りーろん」の肉まんの特徴である「きめ細かくしっとりと柔らかい皮」を機内で再現するため、具材や皮、包装材に工夫が凝らされている。
具材には、国産ブランド豚「やまと豚」を100%を使用しており、通常の肉まんより粗挽きにすることで、機内で食べるときに肉汁が飛び出さない、食べ応えのある仕上がりになっている。また、もちもち感を味わえるようブラウンシュガーを練り込んだオリジナル皮を開発。個包装内に採用した遠赤外線シートが「ふっくら、あつあつ」の肉まんを実現している。
提供場所は、日本発ニューヨーク・シカゴ・ロサンゼルス・フランクフルト・ロンドン線のプレミアムエコノミー・エコノミークラスの機内のみ。3カ月間限定で提供する。
JALの広報担当者は「小腹が空いた時、ナイフやフォークを使わずに気軽に食べられる肉まん。『やまと豚』100%はJALオリジナルで、さまざまな工夫を凝らしておいしい肉まんを再現しました。機内食を終えて映画や音楽を楽しみ、ゆっくり休まれた後、目的地到着前に季節感たっぷりの肉まんを『ふっくらあつあつ』でご提供します」と話す。
「江戸清 りーろん」の肉まんは、羽田空港内の店舗「BLUE SKY」で提供(AIR肉まんの販売はなし)。江戸清は、横浜中華街に、中華街本店、中華街大通り店、中華街関帝廟通り店、江戸清・りーろん中華街市場通り店を展開している。