横濱カレーミュージアム(中区伊勢佐木町)は、社会貢献活動の一環として「カレーによるまちおこし」の本格的支援を4月1日からスタートし、全国の自治体および民間団体からの支援要請の受け付けを開始した。これは同館が横浜でのハマカレープロジェクトにおいて「横浜フランスカレー」を開発、また静岡で地元市民団体やテレビ局の要請により静岡ご当地カレー「みなとカレー」を開発協力、他にも札幌のスープカレーや横須賀海軍カレーの店舗の誘致・出店や地域おこしのレトルトカレーを館内で展示販売するなど、これまでのカレーによる地域振興事業を推進してきたノウハウを活用し、各地域での「カレーによるまちおこし」を積極的にバックアップしていくというもの。「カレーによるまちおこし」のメリットには、カレーは日本の国民食として多くの人に支持されていること、少ないコストで商品開発ができること、レトルトカレーなどを用いて多方面に容易に広めることができることなどがある。同館は昨年から岐阜県郡上八幡市の支援要請に応じ、「パク森」の森幸男氏を派遣をコーディネートした。同市では森氏の協力のもと約1年間に渡りご当地カレーの開発に取り組み、完成した「奥美濃カレー」を4月から市内飲食店で販売する。問合せは同館(TEL 045-250-0833)まで。横濱カレーミュージアム